病んだサラリーマンの3年間
サラリーマンである私のメンタルの病気について時系列に記したいと思う。
約3年前
・転勤を伴う異動
・異動後、約1年間業務を行うものの上司のパワハラを受ける
・パワハラの内容はKPI達成に向けた過度なマネジメント
・体調を崩し、最終的には産業医から出社停止の診断を受ける
・病院の診断は「適応障害」
・約1ヶ月の休職の後、復職
・復職後は上司のもとを離れ、隣の部門へ異動
今回
・適度にプレッシャーを感じる部門で勤務
・残業は月40時間ほど
・家庭では育児で個人的にどう息抜きすればよいか迷っていた時
・今思えば、休む1-2週間前は夢の内容が仕事であった
・月の中でも閑散期に急に出社できなくなる
・1日だけ休む予定が2週間会社に出れず、医者から休職を勧められる
・結果、2ヶ月休職
・病院の診断は「うつ病」
3年前の適応障害の原因は明らかで上司であった。
海外を行き来する部門であったが、上司の存在が嫌で嫌で、PCのログイン状況すら気になって吐き気がするほどだった。
メール文面で気になるところがあればいつでも電話してきたし、我々が本社部門であることから関係会社にとにかく高圧的なやり方で仕事進めてきている人だった。
そのため、関係会社の仕事が気に食わない場合はまず私にどうしてそうなっているのかを理詰めで問われたし、関係会社を正すよう指導される日々が続いた。ここが耐えられなかった。
正直、自分が病むとは思っていなかった。
自分で言うのもあれだが、ずっと野球をやる中で理不尽な上下関係も経験してきたつもりであった。むしろタフであると自分では思っていた。
しかし、現実的は適応障害を診断され、会社に出ることができなかった。
朝起きて、ベッドから起きることができず、ベッドの上で唸る日々だった。
復職したもののこの時はとにかく人に会いたくなかった。会社では病んだやつだとレッテルを張られているような気がしたし、同期と話す中でも休職を隠せる人には隠したし、仕事の話をとにかく避けた。
その後は良くも悪くもなんとか働いた。会社に行けない日もあったが、1,2日で耐えた。
それから3年。今回うつ病と診断された。
原因はわからない。
とにかく急だった。
その原因を探るためにもここからは特に正直に書きたいと思う。
3年前に適応障害を起こした部門はやりたいことは完全にマッチしていた。ただ、現在の部門はキャリアを考える上でも窓際の部門にも関わらず、顧客は大手グループ企業ということで会社としても無下にできないところであった。
適応障害を起こして、上司を変えてくれた会社には感謝しかない。が、働く喜びみたいなものは無くなっていた。そして、自分のキャリアとしてももう昇進とは無縁なのかなと思っていた。
そして子供が産まれた。子供が産まれたことは正直私の人生を変えてくれたし、今でもこれ以上ない宝物だ。
と、同時に妻の余裕はなくなっていった。家に帰ると、私も常に育児をする必要があった。
仕事で消耗している私だが家にはあまり帰りたくなかった。
子供はかわいい。が、少しでも自分の時間がほしかった。
パチンコや漫画喫茶に寄ることが多くなっていった。
それでも満たされない。会社以外では妻としか話さない日々が続いていた。
友人とこういう話を腹を割って話せたら良かったのかも知れないが。
そして、気分が落ち込んだ際には何のために生きているのだろうと考えるようになっていた。
今このブログを書いていても、恵まれた環境であると思う。
仕事もあるし、妻と子供もいる。
が、私という人間は生きる目的を見失ったような気がしていた。自分に余裕がなく、楽しくない。
こういう日々を繰り返していたときに、急に会社に行けなくなった。
そして、今また休職している。
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